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奈良の歴史・伝統に新たな1ページを 「奈良大立山まつり」開催 | ウェブ電通報
奈良県は1月29日~2月2日、奈良市の平城宮跡で無病息災を祈願する「大立山(おおたてやま)まつり」(主... 奈良県は1月29日~2月2日、奈良市の平城宮跡で無病息災を祈願する「大立山(おおたてやま)まつり」(主催=同実行委員会)を初開催した。同県では、冬の奈良の伝統行事・イベントを集約した冬季誘客キャンペーンを実施中で、同まつりはその中核となるもの。 日本の首都は8世紀末に平安京に遷都され、政治的な機能は京都に移ったが、社寺をはじめ精神的なものは奈良に残った。そのため、奈良には今なお多くの神事や法会などの儀式が受け継がれている。大立山まつりは、それに新たな1ページを加えようとするもので、県では末永く根付くイベントとしたい考えだ。 「立山」とは、人形などの作りものを指し、県内には立山を制作して厄を落とすという風習が残っている。現在も広陵町など各地で立山を使った祭りが行われている。 同イベントでは、四天王(増長天、広目天、持国天、多聞天)をモチーフに、高さが7㍍もある像をつくり「大立山」と名付けた。
2016/02/03 リンク