カーボンフレームは金属疲労もないし長持ちするとは聞いたことがあるのですが、実際はどうなのですか？ＬＯＯＫ555（０７モデル）+105... - Yahoo!知恵袋

以前、自転車業界に居た者です。 CFRP成型品に疲労破壊が起こらないわけではありません。カーボンフレームであっても賞味期限のような寿命はあります。多くの量産カーボンフレームの寿命は、クロモリフレームの寿命よりは長い傾向にあるようですが、丁寧に扱ったとしても7万キロは賞味期限切れであろうと思います。機械的な寿命をむかえる前に、シマノやカンパの部品の規格が変更されてしまい、消耗部品の交換がままならなくなり維持することが難しくなるようにも思います。 市販されている多くの量産カーボンフレームには、エポキシ樹脂が使われています。エポキシ樹脂は紫外線に晒されると急速に劣化して行きますが、耐候性の高い塗装をしたり、改良を重ねて耐候性を改善した現在のエポキシ樹脂であれば、それほど神経質にならずともよいと思います。もちろん、紫外線被爆量が少ない方が樹脂の劣化の程度も軽くなりますので、強い紫外線から遠ざけるに