「ドラえもん」に見るウェブサービス改善のヒント : LINE Corporation ディレクターブログ

こんにちは。ディレクターの谷口です。今回は、ウェブサービスを改善するときに気をつけることについて書きたいと思います。 【01】数値化できる「スペック」と、数値化しにくい「印象」 ウェブサービスを運営する時に難しいのは、結果として上手くいっているかはページビューや売上等で数値化できたとしても、どの施策がその結果に結びついたのか、というのが数値化しにくい場合が多いことではないでしょうか。 ユーザーは何が決め手でそのウェブサービスを選んだのか、と考えた場合、表示速度等の計測しやすい要素である「スペック」と、そのスペックとインターフェースによってユーザーにもたらされた「使いやすい」「安心感」といった、ユーザーが受ける「印象」の二面があるとおもいます。 「スペック」は数値化できるので、施策と結果の関係は比較的把握しやすいと思います。例えば、写真共有サイトで、アップロードできる画像容量の上限をこれだけ