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僕の靴と未来|人格OverDrive
墓地について。専門学校の近くに流れる大きな川のすぐそばには小さな墓地があって、僕はそこがとても気... 墓地について。専門学校の近くに流れる大きな川のすぐそばには小さな墓地があって、僕はそこがとても気に入っている。なぜなら墓地には君がいて、君と話すことができる。死後の世界なんてものを信じていない僕も、唯一そこにいるときだけは、信じてもいいかな、という気持ちになる。 墓地は白く高い塀に囲まれており、中は見えない。ジャンプしても台にのぼってもちょうど見えないくらいの高さで、じゃあなぜそこが墓地だと分かるかというと、新小岩駅と平井駅の間、橋梁を走る総武線の窓から塀の内側が見えるからだ。墓地は駐車場のないコンビニエンス・ストアくらいの広さしかなく、そこにはひとつだけ墓があった。 僕が住むのは千葉の海沿いの町で、学校は新小岩駅の近くにあった。家に帰るのとは反対方向になるけれど、命日も四十九日も関係なく僕は君と話をするためによく墓地に立ち寄っていた。行くときは必ず、トンネルの中にある小さな花屋で花を買う