「復興特需」どころか「チャイナパッシング」まで起きた日本企業「中国移転」の実情（近藤 大介） @gendai_biz

上海モーターショーに、トヨタ自動車の豊田章男社長が突然現れ、内外の自動車業界関係者を驚かせた。〔PHOTO〕gettyimages GWの午後の昼下がりの北京首都国際空港。巨大な第3ターミナルの東端に位置するB出口の出迎え口は、東京からのJAL便とANA便が到着するこの時間帯になると、普段とは異質の光景が顕れ、道行く中国人たちの注目を浴びた。それは、背広姿の日本人たちが整列し、税関を通って出てくる日本の本社からの代表団を、平身低頭の体で出迎えるからだ。 「例年は、GWは政治家の訪中ラッシュとなりますが、今年は政界に自粛ムードがあるようで、関西系の政治家の訪問団を除けば少なかったです。代わりに、4月中旬以降、大手企業の社長クラスの訪中ラッシュが続いています。'地震不況'を中国市場でカバーしようという日本企業の傾向が鮮明です」(北京の日本の外交関係者) 上海モーターショーに現れた豊田社長 4月

[tetumusi]

中国をパスするから、チャイナパッシング。　日立は台湾へ、ニコンはマレーシア。　「「復興特需」どころか「チャイナパッシング」まで起きた日本企業「中国移転」の実情」」

[SasakiTakahiro]

ところが、中国側は日本発の「特需」に沸いていると思いきや、そうでもない。

[kinghuradance]

中国は賃金が上昇している事と政治による「チャイナリスク」が存在している事の２点のため、工場移転はさらに賃金が安い国に流れていく傾向にある。

[double-y]

>>日立は台湾へ、ニコンはマレーシアへといった具合に、中国大陸とは別の地域に、工場を移転させようとしている企業が多い。特に、最先端技術を誇る日本企業ほど、チャイナ･パッシング(中国通過)の傾向が強い