観賞用の銃改造し再発射可能に コレクターか 自宅から２０丁押収 （神戸新聞NEXT） - Yahoo!ニュース

本物の銃を発射できないよう加工した観賞用の「無可動銃」を再び発射できるよう改造して所持したとして、兵庫県警薬物銃器対策課と長田署などは８日までに、銃刀法違反（複数所持）の疑いで、山形市の無職の男（５５）を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。県警は同容疑者宅から、発射可能な改造無可動銃など約２０丁を押収したという。 【写真】液体大麻、ハート入り紙袋で密輸入未遂 無可動銃は、本物の銃の部品を取り除いたり、銃身を棒でふさいで溶接したりして発射機能を完全に失わせたもので、銃刀法の規制対象外。国内でも輸入品が観賞用として取引されている。 捜査関係者によると、別の武器等製造法違反事件の捜査で同容疑者が浮上。兵庫、福岡、山形の３県警が合同で捜査を進め、今年１月、同容疑者の関係先を捜索し、ライフル型などの無可動銃を多数押収した。県警科学捜査研究所で銃を調べたところ、弾丸の発射機能が確認されたため、５月