エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
第30話 9歳の花嫁 ケニア(三浦英之連載「アフリカの長い夜」)
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
第30話 9歳の花嫁 ケニア(三浦英之連載「アフリカの長い夜」)
黒板の前に立つユニス・ナイセニャ 「私が初めて結婚したのは9歳のときでした。相手は見知らぬ78歳の老... 黒板の前に立つユニス・ナイセニャ 「私が初めて結婚したのは9歳のときでした。相手は見知らぬ78歳の老人でした」 ケニアの首都ナイロビから北に車で約8時間。牧畜を営むサンブル民族が住むマララル村で、中学校に通うユニス・ナイセニャはうつむきながらインタビューに答えた。廊下で級友の呼ぶ声に恥ずかしそうに右手を振って応える、まだあどけなさが残る16歳の少女だ。 アフリカやアジアなどを中心に残る「児童婚」。アフリカでは人口増を背景に、2050年には被害者数が現在の2倍以上の3億人に上ると予想されている。 サンブル民族にはいまも、女子児童を成人男性と結婚させたり、結婚前に女性器を切除したりする風習が色濃く残っている。幼くして結婚させられた「花嫁」は学ぶ機会を奪われたまま、性行為や労働を強要される。 9歳だったナイセニャは2009年、父親に結婚を「命令」された。「学校に通いたい」と反発したが、許されなか