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臺実験 - Wikipedia
臺実験(うてなじっけん)とは、1950年頃、東京都立松沢病院において発生した人体実験事件である。精神... 臺実験(うてなじっけん)とは、1950年頃、東京都立松沢病院において発生した人体実験事件である。精神科医の臺弘(後の東京大学教授)の指揮の下、精神外科医の廣瀬貞雄(後の日本医科大学名誉教授[1])が、精神外科手術に便乗して、約80人の患者から無断で生検用の脳組織を切除した。 ロボトミー後に機能を停止すると予測された部分から、組織採取を行った。つまり、実際の手術の手順は、組織採取が先で、ロボトミーが後である[2]。 その約20年後に石川清(当時東大講師)が当件を告発したことから、東京大学や日本精神神経学会を巻き込んだ論争が起こった。 石川が1971年(昭和46年)3月27日、日本精神神経学会にて臺を告発し、朝日新聞にもその件が報じられた。臺が廣瀬に頼んで切除させたのはロボトミー手術によって機能を停止するはずの部分であるから、自分の生検用の切除は新たな害を患者に付け加えない、という臺側の主張が
2017/12/03 リンク