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ソ連軽食を食べられるサンクトの店
古いアメリカの技術、忘れ去られた品質基準、社会主義的なサービス、インテリアに雰囲気。20世紀半ばの... 古いアメリカの技術、忘れ去られた品質基準、社会主義的なサービス、インテリアに雰囲気。20世紀半ばのソ連の公共外食を体験してみよう。 プィシカ食堂 プィシカは粉砂糖のかかった揚げドーナツ。このドーナツを提供する店をプイシェチナヤ(プィシカ食堂)と呼ぶ。プィシカは、外はサクっとしていて、中はフワっとしている。味はルイジアナのベニエ、形状はアメリカのドーナツに似ている。ドーナツの遠い親戚と言うことができる。 プィシカ食堂=マリナ・ミロノワ このつながりを築いたのは、ソ連の公共外食システムをつくったアナスタス・ミコヤン商工人民委員。1936年にアメリカに行き、オートメーションのドーナツ揚げ機をソ連に導入した。ソ連製ドーナツ揚げ機は各都市の食堂に設置された。サンクトペテルブルク市のジェリャボフ通り(ソ連時代の旧名で現在はボリシャヤ・コニュシェンナヤ通り)にあるプィシカ食堂の機械は、1958年の開店時
2017/03/02 リンク