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5-3 ハティエ城攻防戦 - 風雲島国取り戦記~戦況図と歴史地図で追う月が静止した世界の偽史(真名千) - カクヨム
野盗の砦に襲撃を仕掛けた翌日の午前中にハティエ城の攻防戦が始まった。城の西側、裏街道を挟んだ向こ... 野盗の砦に襲撃を仕掛けた翌日の午前中にハティエ城の攻防戦が始まった。城の西側、裏街道を挟んだ向こうの森から人影がわらわらと出てきて、まずは街道沿いの農家に取り付く。 農家に仕掛けられた罠に引っ掛かる粗忽者がいたらしく、悲鳴が午前の冷たい空気を切り裂いた。農家の裏から盾を構えた男たちが城への距離を縮めてくる。その後ろには置き盾になる木の板を担いだ男たちが続く。木材の一部は明らかに農家から引っ剥がしたものだ。 同時進行で、城の北側、二の丸(ベイリー)の城門がある方向に回り込む一団もいる。 「まだ……まだ放つな」 二の丸の西側に臨時に設置された櫓(やぐら)では、傭兵隊長が弓兵を指揮していた。臨時の櫓は反対の東側にも設けられ、丸太を並べて立てた壁沿いの建物の屋根には兵が伏せている。一番頼りになるのは城塔の屋上に展開する弩兵で、接近する敵の右側面に横矢(よこや)を掛けることができた。距離があるので盾
2023/03/23 リンク