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老朽化したマンション1LDKの一室。 突然、「カーンッ、カーンッ」と、鉄管をハンマーで叩くような金... 老朽化したマンション1LDKの一室。 突然、「カーンッ、カーンッ」と、鉄管をハンマーで叩くような金属音が響いてくる。 ベッドで寝ていた20代の男が、眠そうな顔をして目覚し時計を引き寄せる。時刻は、7時半過ぎを指している。 「きょうは、日曜だろうが。先週に続いて2度目だ。もう、我慢しないゾ」 男はガバッと起きると、パジャマの上にガウンを羽織って、廊下に出た。 室内ほどではないが、確かに音はしているようす。 男は、上を見上げ、階段をのぼる。このマンションは5階建てだが、エレベータはない。 男は、自分の部屋の真上に当たる、最上階の504号室を訪ねた。 「どちらさまでしょうか?」 男がインターホンを鳴らすと、若い女性の澄んだ声が返ってきた。 表札には、「佐島」とある。 「下の部屋の大槻です」 「大槻さん? お待ちください」 インターホンが切れる音がして、まもなくドアが開いた。 「なんでしょうか?」