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宮沢賢治とエスキモー? - 楷書活字(新居)
宮沢賢治の作品に初めて出会ったのは、伯父から贈られた岩波書店刊の二冊の童話集(現在は品切れ)だっ... 宮沢賢治の作品に初めて出会ったのは、伯父から贈られた岩波書店刊の二冊の童話集(現在は品切れ)だった。初版は1969年11月とあるから、読んだのは遅くとも1964年前半で、私は五歳だった。 そのなかで、『銀河鉄道の夜』に次の一節がある。 「鳥が飛んで行くな。」ジヨバンニが窓の外で云ひました。「どら、」カムパネルラもそらを見ました。そのときあのやぐらの上のゆるい服の男は俄かに赤い旗をあげて狂氣のやうにふりうごかしました。するとぴたっと鳥の群は通らなくなりそれと同時にぴしゃぁんといふ潰れたやうな音が川下の方で起つてそれからしばらくしいんとしました。と思つたらあの赤帽の信号手がまた青い旗をふって叫んでゐたのです。「いまこそわたれわたり鳥、いまこそわたれわたり鳥。」その声もはつきり聞えました。 この一節は、反故の原稿用紙の裏に鉛筆で書かれた最も古い草稿からまったく変わっていない。『銀河鉄道の夜』は数
2016/02/05 リンク