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アルフレッド・ベスター「ゴーレム100」 - モナドの方へ
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アルフレッド・ベスター「ゴーレム100」 - モナドの方へ
幻の奇書と呼ばれていたベスターの作品がついに邦訳された。間違いなく今年一番の問題作。最高にぶっ壊... 幻の奇書と呼ばれていたベスターの作品がついに邦訳された。間違いなく今年一番の問題作。最高にぶっ壊れている。 あらすじは8人の蜜蜂レディたちの集合無意識でできた変幻自在のゴーレム100を巡る物語なんだけど、その妄想世界に突入してからは完全にぶっ飛んでしまう。ダダイズムな絵画やロールシャッハ図形までもが挿入され、読んでいるこっちが頭がおかしくなりそうになる。最後にはフィネガンズ・ウェイクのパロディまで飛び出す始末だ。 奇書といっても、ポストモダン文学とも違うし、ただ技巧を追求したものとも違う。テクニカルな文体と、むちゃくちゃな造語が入り交じり、知的な量子論が飛び出したと思えば、お馬鹿な下ネタが続いたりする。 これは言うなればMAD文学なのだ。 ニコニコ動画に毎日のようにアップされているMAD動画を、巨大スクリーン+大音響で立て続けに見せられているかのような感覚に近いんじゃないかと思う。才能の無