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雑記:目に見える死の風化だと思った。 - もりたのおもしろいものたち。
かなり昔の話になってしまうのだけれど、あれは季節外れの大雨が降っていたときの帰り道だった。終電を... かなり昔の話になってしまうのだけれど、あれは季節外れの大雨が降っていたときの帰り道だった。終電を降りた僕は家へと帰る道を傘を差しながら帰っていた。深夜になると車の通りが少なくなるので、辺りが静かだったこととやたらと雨の匂いが鼻についたことを僕は覚えている。そうだ、珍しくイヤホンを差していなかったんだ。高速道路下の道は雨にも濡れず帰ることができて、嬉しい。僕は傘でリズムを取りながら人気のない車道をすたすたと歩いていた。 そんな時に、1つの花束を見つけた。朝は交通量が多く、行き交う車に酔いそうになるほどの交差点で。僕はその花束が美しい白で彩られて、手向けられていたことを覚えている。誰かがここで亡くなった。その事実だけを、覚えていた。でも、記憶のなかの花束よりもその花束は色褪せていて、長いこと取り替えられてなかったことがすぐにわかった。花は茶色くしおれ、やけに白いビニールの包装が目立っている。そ
2017/08/31 リンク