それでも、生きてゆく 最終話 - 成馬零一が考えていること。

物語は前回で9割方終わってるせいか、悪くはないけど前回までの異常な緊張感は感じられなかった。 倫理的な落としどころとしては、ここが限界かなぁって感じ。最後のナレーションと気の利いたオチは別にいらない。 ただ、恋愛ドラマとしての『それでも、生きてゆく』は完璧だった。最終話の二人のデートをねちねちと見せるシーンは、恋の終りを実感させて、今まで噛み合っていた二人の呼吸が少しずつズレていく感じがあって、お互いに嫌っているわけでもないのに別れざる追えない二人の気持ちが伝わってきたのはさすが『東京ラブストーリー』の脚本と演出のコンビといった感じだろうか。 いま、恋愛ドラマは相当厳しい状況にあるけど、束の間とはいえ、いやむしろ、束の間だからこそ、こういった濃密な異性の関係が描けたのは今後の収穫だといえる。 見終わった後ぽわーんとした気持ちになって、うまく言えないけど、俺も瑛太といっしょに満島ひかりにふら

[kazunoricc]

久しぶりに全部見たドラマ。最近のドラマでは希少になった役者って呼べる人が中心のドラマだった

[gimonfu_usr]

"一番わかってるんだ"的 "濃密で緊張感のある空間"の提出

[yojik]

テーマや物語にばかり頭が行く人には中々わからないだろうけど『鈴木先生』の教育というテーマも、『それでも、生きてゆく』の加害者家族と被害者遺族というテーマを、その濃密な空間を作り出すための題材にすぎない