「過剰診断」の定義の違いを認識しよう - NATROMのブログ

同じ用語が分野によって異なる意味で使われることがあります。たとえば「過剰診断」という用語がそうです。■「過剰診断」とは何かという記事で、過剰診断を「治療しなくても症状を起こしたり、死亡の原因になったりしない病気を診断すること」という定義を私は採用しましたが、注釈で『軽症である疾患を誤って重症であると診断することを「過剰診断」と呼ぶこともある』と述べました。どちらの定義が正しいとか間違っているとかではありませんが、定義が混同されると理解の妨げになります。 「過剰診断」という言葉の意味が複数あることが誤解の原因の一つでしたが、最近、こうした誤解を解消するために役に立つであろう文献が発表されました。ネット上で全文が読めます。 ■過剰診断（overdiagnosis）の定義と過剰手術（oversurgery）／過剰治療（overtreatment）の用法：病理医と疫学者の見解の差異 詳細はリンク先

[ublftbo]

ある種の武術的技法のような文章で巧み

[NOV1975]

これはしんどい。文脈から明らかと言うには相応のバックグラウンドが必要そうなので、みんながこのカッコつきの記述にしてほしいものだ…

[KDNuc]

@NATROMさんは相変わらず、まやかしがお上手のようですね。「執刀医でもある鈴木眞一医師の報告」（https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaesjsts/35/2/35_70/_pdf/-char/ja）での「過剰診断」は明らかに、疫学的な意味のほうでしょう。

[Lhankor_Mhy]

リンク先のタイトルから訳語の問題かと思ったが、英語圏でも同様の混乱が見られるのか。

[Daniel_Yang]

騒ぎ立てる人がいたら、先ずはお勉強を、とこのエントリーをオススメしたい。

[houyhnhm]

うーん、その定義をあわせていくのがEBMだと思うんですがね。

[nekoluna]

なるほど。分野によって用語の齟齬があるのはよくある。WHOやOECDでもハーモナイゼーションの努力がされていたり専門家の専門分野によって微妙に定義が異なっていて、他分野の定義にも注意を払うようこころがけてる

[machida77]

誤解と混同の元となる過剰診断（疫学）と過剰診断（病理）の違い。

[filinion]

病理学と疫学なんてかなり近接した分野なのに意味が違うのか…。「天井効果（薬学）」と「天井効果（教育学）」くらい離れてれば違うのも分かるけど…。

[REV]

「アダルトチルドレン」が日常語となって混乱を招いているが、「adult children of alcoholics」ってフルスペルで記述すればアルコール依存症の分野に限定できる。「大規模公衆検診における過剰診断」とか誰か用語にしようぜ

[mobanama]

"過剰診断（疫学）と過剰診断（病理）の違い"

[ooblog]

#過剰診断 #ハッシュ衝突 #ホモグラフ攻撃 「福島県の甲状腺がん~過剰診断（疫学）と過剰診断（病理）~理解の妨げ~別の用語~傲慢~非建設的」傲慢(七つの大罪)と傲慢(三大美徳)の違いも理解して変数(単語)使い回わさない。

[quick_past]

“過剰診断（疫学）は誤診でもなければ医療ミスでもない。”