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禍話リライト「湿った家」|フオリ
大学生のA君には、母親のいとこにあたる、親戚のおばさんがいた。 その夫や一人娘とも、昔から家族ぐる... 大学生のA君には、母親のいとこにあたる、親戚のおばさんがいた。 その夫や一人娘とも、昔から家族ぐるみの付き合いがあった。特に娘のKちゃんとは年も近く、幼い頃はよく遊ぶ仲だったという。 その親戚が、10年ほど前から金貸しに手を出した。金貸しとは言っても、同じ団地の高校生や主婦に少額だけ貸し付けるというものだった。 ところが、取り立ての仕方が悪かったらしく、金を貸していた高校生が死んでしまったのだという。自殺なのか事故なのか分からない、そんな死に方だったそうだ。 彼に金を貸していたことが判明すると、親戚は周囲から白い目を向けられるようになり、その団地には住めなくなってしまった。 親戚一家は、次の家を見つけるまでのとりあえずの繋ぎとして、その団地の近くの古い公団住宅に引っ越したのだという。 A君の家は、彼らが金貸しを始めてからは多少疎遠になったとはいえ、以前は親しく付き合っていた間柄である。 母