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多井隆晴プロの配牌オリを考える|橋本千光年
最近では、すっかり、配牌オリが多井隆晴プロの伝家の宝刀みたいになっていることに違和感をおぼえたの... 最近では、すっかり、配牌オリが多井隆晴プロの伝家の宝刀みたいになっていることに違和感をおぼえたので書いてみました。 「配牌オリ」というのは、第一打からアガリをめざさず、オリることに専念する打ち方を指します。あまりにも配牌が悪いときや、オーラスに大トップで、とにかく振り込まなければ勝ち、というときにやります。 古参の麻雀ファンとしては、「配牌オリなんて、昭和の昔からみんなやっとるやん」と思ってしまうのですが、なぜそうなったのか、私なりに考えたことを記事にまとめました。 多井って誰やねん、という人はさすがにこんなnoteは読まないと思いますが、そういう人はWikipediaを見てください。 中盤以降の手詰まりを防ぐための「配牌オリ」が特徴で、自身も我が子のように大事にしてきたと語っている。 Wikipedia「多井隆晴 雀風」0.最初に結論を書くよ!なぜ、現在、「配牌オリ = 多井プロ」みたい