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亡命者 / 岩倉文也|kasatohoutai
ぼくは人生を 道とする比喩はとらない おお、口中が枯れる そして断崖 けれどぼくは あくまでここを立ち... ぼくは人生を 道とする比喩はとらない おお、口中が枯れる そして断崖 けれどぼくは あくまでここを立ち去ろうとする 矛盾であるか? 矛盾であれば ぼくを眠気から覚ましてくれ! どんな歴史にも従うものか どんなイメジにも 劣化し腐敗し崩壊する 精霊たちの馬鹿笑いが聞こえるではないか ぼくは進む 断じてここを去ろう その為ならいくらでも死んでやる からだが熱い 熱いぞ ああ ぼくは氷河を喰らいたい ぼくは孤高のペンギンとなって この時代の斜面を滑ってゆきたい どこまでも、そう どこまでも滑ってゆきたい 電燈が消える そしたら 闇のなかに一対の眼が光るだろう その眼はぼくのものだ ぼくの脚はもはや ぼくとは無関係 ぼくを置き去りにして すでに駆け出しているのだ どこへ行く! 窓ガラス割れ 浴室のドアが壊れる どっと溢れだしたこの息吹 そこには 残忍な希望が隠されているというのに だれも知らない