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傷つくような批判から心を守る方法|岡本真帆
以前、友人からこんな話を聞いたことがある。 「世の中の人のうち、2割の人には何をやっても嫌われてし... 以前、友人からこんな話を聞いたことがある。 「世の中の人のうち、2割の人には何をやっても嫌われてしまう。6割の人は状況によって変化する。でも、残りの2割の人には、何をやっても好きになってもらえるんだって」 なるほど!と腑に落ちた。 「何をやっても2割の人は味方でいてくれる」と思うと勇気が出る。 「何をやっても2割の人には嫌われる」と思うと、そういう仕組みになっているなら仕方ない、応援してくれる人の方を向いていよう、と潔くいられる。 だから「自分のことを嫌いな人はいて当たり前」という考えで、私は誹謗中傷や悪口が集まっていそうな場所はわざわざ自分から見に行かないようにしていた。 でも今日、思いも寄らないタイミングで、自分に向けられた明確な悪意を見てしまった。匿名のコメント。批判的な言葉は、見た瞬間にぎゅっと胸が苦しくなる。「自分のことだ」と気づくと、心臓が凍ったみたいに胸の辺りが冷たくなった。