推し、VR、そしてAI。だんだんと「カニカマ社会」になっていく、という話【声の履歴書 Vol.95】｜緒方憲太郎（Voicy代表）

はじめに言っておきますと、「カニカマ」は決して悪い意味ではないです。最後まで読んでもらうとわかるかと思います。 こんにちは。Voicy代表の緒方です。 この「声の履歴書」という連載は、Voicyがこれまで歩んできた道のりや、いま考えていることについて創業者の私があれこれ語っていこうというシリーズです。よかったらマガジンをフォローしてくれると嬉しいです。 今日は「最近、世の中がカニカマ化している」という話をしようと思います。フェイク（あるいはオルタナティブ）、バーチャル、代替で満足できる時代に、僕らの幸せはどう変わっていくのだろう、Voicyはなにを提供できるのだろう、と考えるようになりました。 カニカマ社会とは、偽物で満足できる時代のこと僕は「カニカマ社会が来ている」という話を、以前から社内でしゃべってきました。 「カニカマボコ」って本当のカニじゃないのに、わりとカニ扱いされていますよね。

[minesweeper96]

『ゲームでアバターを着飾るけどみんなどこかに最後本人性を残したくて声はそのままに話してるんですよね』そうか？ボイチェンしてるのでは？（特異な反応）

[reboot_in]

“要は、生き甲斐＝推しになっている。これってある意味、「人生の主役代行業」じゃないかと思うんです。”

[NEXTAltair]

第3のビール

[hdance]

人生委託の喜びって子育ての喜びに近いな。オシャレも我慢して推し続けるなんてお母さんじゃん。

[shunkeen]

“当然、「魅力的な人」の数自体も減っていく可能性がある。自己研磨をしていないから、人から魅力的だと思ってもらうことも難しくなる”／マッチョだ。AIに生きてるだけで偉かったよと言われながら看取られたい。

[typographicalerror]

カニカマを下げ表現として使うように見せて実は、というの、めしばな刑事でよく見たやつだ

[erya]

いい分析。推しを人生を委託する行為と考えるのは面白い