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「風よあらしよ」の感想。「悪者になってはならない」は女性にとっては、もはや呪いに近いのではないか。|うさる
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「風よあらしよ」の感想。「悪者になってはならない」は女性にとっては、もはや呪いに近いのではないか。|うさる
野枝が大杉栄と出会うまでは凄く良かった。 子供時代、十代の野枝はとても魅力的だ。 何としても学校に... 野枝が大杉栄と出会うまでは凄く良かった。 子供時代、十代の野枝はとても魅力的だ。 何としても学校に行き勉強がしたい、このまま田舎の片隅で平穏に暮らす一生で終わりたくない、世の中が見たい、自分の力を試したい。 「風やあらしは強ければ強いほど、それに立ち向かえる」 野心と克己心、上昇志向、自分の可能性を追求したいという情熱と渇望、その反動としての焦燥と鬱屈がこれでもかと伝わってくる。 自分が十代の野枝が好きなのは、負の感情も持っているところだ。 叔父の家に押しかけるようにして世話になっておきながら、従姉を「自分がいかに恵まれているか知りもしない」と見下し嫉妬して、ライバル心をむき出しする。 従姉のおっとりとした気質や好意すら、うざったく思い雑に扱う。 そういう気質だから、当然周囲からの風当たりは強い。 自己主張や自己探求を徹底してやろうとすれば、当然周囲から疎まれるし軋轢が生まれる。 その軋轢