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村田沙耶香「コンビニ人間」|Hiroaki Yutani
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村田沙耶香「コンビニ人間」|Hiroaki Yutani
公式ページの紹介を見れば、 現代の実存を問い、 正常と異常の境目がゆらぐ衝撃のリアリズム小説。だと... 公式ページの紹介を見れば、 現代の実存を問い、 正常と異常の境目がゆらぐ衝撃のリアリズム小説。だとか評されているけれど、「正常と異常の境目がゆらぐ」なんていうのは、その境目の線を引く側にいる人間のずるい言葉だ。境目の、本の言葉を借りて言えば、「あっち側」の人は、境目がどこにあるか分からないから困惑しているわけで。 たとえば俺は「楽しい」という気持ちがよくわからない。でも、「こういうときはとりあえず『楽しかったです』と言っておく」という答えはカンニングをして知ってるから、飲み会が終わったらすかさず「今日は楽しかった! また飲みましょう!」とか言うことができる。そういう教養がある。自慢じゃないけど。 世の中には、呼吸をするように境目の線を引いたり見分けたりできる人(a.k.a. 空気が読める人)と、そうではない人がいて、そうではない人は努力してその線を踏まないようにしないといけない。この本の主