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セックス=ドラッグ|yuzuka|note
「くだらない」 鏡の中の自分を見て、思った。 シーツに擦れた髪の毛は、湿気と摩擦で酷い有様で 泣いて... 「くだらない」 鏡の中の自分を見て、思った。 シーツに擦れた髪の毛は、湿気と摩擦で酷い有様で 泣いても落ちないはずのアイラインは、泣いてもいないのに滲んでいた。 口紅が剥ぎ取られて存在がおぼつかない唇は、何かを言いたそうにうなだれている。 「乱れるために、整えてきたのか」 いつだってそうだ。 私は脱がされるために服を着て、剥がされるために下着を選ぶ。 綺麗に巻いた髪の毛も、出所もよく知らない化学物質を塗りたくったこの顔も。 全部、こうされることを望みながら、丹念に整えてきたのだ。 身ぐるみ剥がされて裸になった私は、午前4時になってようやく 「使用され終わった」自分を見た。 無様で、情けなくて、どうしようもない。そんな、自分を。 さっきまで私のうえで切ない顔をして喘いでいた男。 この世に私しかいないと錯覚するくらいに激しく求めてきた男。 呼吸を整えた「ソレ」は、使い終わった私を横目に、微笑む