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真説 ドンキーコング(2) - なう ろうでんぐ
前話 ゴゴーという空気を含んだ低い音と金属が擦れる高い音、そして小刻みに揺れる部屋。 朝か。僕はい... 前話 ゴゴーという空気を含んだ低い音と金属が擦れる高い音、そして小刻みに揺れる部屋。 朝か。僕はいつもの通り、目を閉じたままこのノイズをやりすごす。 高架下のアパートに住む僕の毎日は、始発列車による目覚ましから始まる。 ここから出勤の時間までは列車が来る度に起きて寝ての繰り返しだ。とはいえまだ早朝のこの時間は運転間隔が広い。2本目が来る30分後まで再び眠りにつく事にする――つもりだったが、何やらいつもと様子が違う。 始発はもう行ったというのに音が止んでいないのだ。ゴゴゴと地から響いてくるような音。 隣りの部屋だろうか?いや……この部屋か?そういえば僕は昨日……。 ぼやけていた意識の輪郭が徐々にはっきりしていく。そうだ、あのゴリラは……。 昨日の事を思い出した僕は上体を飛び起こす、その瞬間、背中に走った刺すような痛みに思わず声が漏れた。 「ホッホウ!」 「おう、起きたか」 声の方に目を遣ると
2016/06/15 リンク