エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント2件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
遠きにありて - 何を読んでも何かを思いだす
もう何度も書いているけれど、私は大学進学にともなって実家を離れた。 帰省するのはだいたい盆と正月の... もう何度も書いているけれど、私は大学進学にともなって実家を離れた。 帰省するのはだいたい盆と正月の2回だけで、それも3、4日実家に滞在すると、もういいだろうと言わんばかりにさっさとアパートに帰っていった。実家にいてもやることはなかったし、なんといっても気詰まりだったからだ。 大学がある地方都市は隣県で、距離はよくわからないが、帰省に要する時間はだいたい4時間ぐらい(電車は「普通」を利用し、乗り継ぎの時間を考慮しない場合)だった。それほど遠いというわけではない。 ただ、物理的には遠くなくても、心理的には遠かった。 その方が良かったのかもしれない。 ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの よしや うらぶれて異土の乞食(かたゐ)となるとても 帰るところにあるまじや 国語の教科書でもよく見る、室生犀星の「小景異情」の一節だ。 私にとってこの言葉は、 詩を超えて、ほとんど真理とさえ思
2020/05/24 リンク