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沙羅みなみ 第一歌集『日時計』 - 眠らない島
沙羅みなみの待望の第一歌集が上梓された。沙羅みなみは結社誌「未来」の中でも傑出した才気を持った歌... 沙羅みなみの待望の第一歌集が上梓された。沙羅みなみは結社誌「未来」の中でも傑出した才気を持った歌人として長く注目を浴びてきた。毎月、掲載される歌は二首か、三首。そのささやかなたたずまいもこの歌人にふさわしいと思えた。沙羅の歌風の大きな特色は、その平明で柔らかな口語体に託された静謐な世界観にある。また修辞的には、象徴的な詠法を駆使し、歌全体が作者の精神性のメタファーとして機能しているように思える。その言葉の斡旋は実に巧みでありながら、苦心のあとをみせない透明感を保つことに成功しており、卓越した言語感覚を思わせる。 沙羅の歌については、今までも何度か「未来」誌上で論じられてきた。静謐な詩情、純粋な言語観、口語体の柔軟性、等々。それはみんな言い得ていた。しかし、それにしても、そういう現実離れした詩情が生み出される作者の内面の風景はどのようなものなのか、よくは把握できなかった。それが、今回、四二〇