家族は安全保障になるか - raurublock on Hatena

内田樹の研究室の週末婚？を読んで。哲学・精神論的には、いろいろと考えさせられる話ではあった。でも現実問題として考えると、送り返さざるを得んだろなあ。これには、「結婚や家族に対する考え方」という観念論よりも、「純粋に手が足りない」という物理的な問題が大きく響いてくると思う。 週末婚？ (内田樹の研究室) 例えば、週末婚配偶者の一方が病気になったり、失職した場合に、他方の配偶者はこれにどう対応するのであろう。 (中略) 昔、あるインディペンデントな夫婦を知っていた。 夫婦それぞれ仕事を持ち、相当な年収を得て、お互いを束縛せずに、異性関係を含めてかなり自由に活動していた。 そういうのもありなのかしらと私は眺めていた。 その妻があるとき病気になった。 脳内出血で意識を失ったのである。 しばらく植物人間状態が続いたあと、夫は妻を実家に送り返した。 荷物みたいに。 お互いを束縛しない自由な夫婦というの

[yhara]

“大家族制が崩壊して核家族へと移行したとき、安全保障としての家族の機能も大きく失われた。ところが「家族」というものへの幻想だけは残った。”

[ohnosakiko]

内田エントリが言及していない観点として重要＞「家族以外のセイフティネット」が必要／「愛」の名のもとに家族、親族にすべてを仮託するのは危険。

[synonymous]

愛に縛られ女たちは戦闘民となる

[Ta-nishi]

内田樹氏の話、核家族の時代を知らない老人の戯言だなという感想しかなかった。核家族では、家族はむしろリスク。家族の代わりとなる安全保障とコミュニティが今後ますます求められていくことは避けられないでしょ。

[REV]

低福祉低負担から、高福祉高負担への移行が望まれるが、「戦争法案を可決するアベ政権を許すな！憲法九条二項に基づき自衛隊を解散したら何か議論に乗っても良い」って状況じゃ無理だな。

[p_shirokuma]

この問いかけの答えは、今もってわからない。

[okadaic]

続）こちらが本題。結局、私もまた新しく核家族を作ってしまった。けど、それでどうにかやれないかなとも思っている。

[nui81]

核家族化してセーフティーネットになり得ない、と。なんかもやもやしてたのを説明してくれた！

[ones-inch]

確かにこういう場合を想定したリスクマネジメントは今後ますます必要になってくるだろうな。

[lapis]

しかし結局困ったときには手近にいる人しか役に立たないという話もある。むしろ「遠くの親類より近くの他人」という格言をどう再構築できるかというほうが大事なのではないか。

[udy]

"愛のある人に苦労が集中するシステムって、果たして健全なんだろうか。日本社会って全体的にそういうところがある"重要な指摘。

[C-me]

“愛のある人に苦労が集中するシステムって、果たして健全なんだろうか”“安全保障としての家族が崩壊してしまったという現実”“「家族以外のセイフティネット」が必要だと思ってます。社会的に。”

[mic1849]

年金、介護保険、医療の国民皆保険、後期高齢者……

[staki]

「家族」ったって一人二人しか居なかったりする訳で、かつ、一人生きていくのも大変なご時世なわけでねえ。