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父は死に、三十路を超えてぼくは生き、そして母はWRXを買った - 立て直せ、人生。
20代最後の年、父は死に、実家のローンが無くなり、そして祖母のボケは進行し、母はWRXを買ってぼくは三... 20代最後の年、父は死に、実家のローンが無くなり、そして祖母のボケは進行し、母はWRXを買ってぼくは三十路となった。 30歳になって変わったこととはあまりない、と感じるが、書き出してみると意外と移ろっている。久々会う友人に、「老けたな」と心の底からの本音を伝えると、「お前こそ」と返される。 年末、父が死んだ。20代最後の年に、喪主を担った。詳細は、別の機会に譲ろう。ただ、弟は「今日がプロポーブ記念日の予定だったのに」とぼやきながらアクセルを踏み込み、ロータリーエンジンは軽やかに吹き抜けた。葬儀当日、母は泣き、ぼくら兄弟は憑き物が落ちたかのような顔をしていた。久々に見る母は、ぼくの知る母より小さく、そして老けていた。 そして、3月になり三十路を迎え、墓を建て、父を納骨した。 「30歳で家が建ち、40歳で墓が建つ」と言われたエリートサラリーマンのキーエンスよりも、ぼくは人生の先取りをしたのだ。
2018/05/16 リンク