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表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉:研究ノート (2)
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表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉:研究ノート (2)
西暦1600年に火刑台の煙と消えた哲学者ジョルダーノ・ブルーノ(Giordano Bruno, 1548-1600)については... 西暦1600年に火刑台の煙と消えた哲学者ジョルダーノ・ブルーノ(Giordano Bruno, 1548-1600)については、歿後四百年にあたった2000年をひとつの節目に、前世紀末からこのかた驚くべき勢いで研究が進展しつづけている。なかでも重要な動向は、サヴェリオ・リッチやアントネッラ・デル・プレテらによるブルーノ受容史研究だろう。とりわけリッチのふたつの著作『ジョルダーノ・ブルーノの運命――1600年から1750年まで』(1990)、および『『ブルーノ復活』からイタリア人たちのブルーノへ――18世紀から19世紀におけるブルーノ哲学の変貌』(2009)は、記念碑的な業績と言える。火刑の炎によって忘却の彼方へと封印された哲学者というブルーノ像は、いまや過去のものになった。たとえブルーノの名それ自体は隠れていたとしても、その哲学は西洋の近代以降の思想にはっきりと刻印を残したのである。 その