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民主主義対民主主義 多数決型とコンセンサス型の36ヶ国比較研究 - 読んだ本とか
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民主主義対民主主義 多数決型とコンセンサス型の36ヶ国比較研究 - 読んだ本とか
アレンド・レイプハルト 著 (勁草書房) タイトルがちょっと変わっているが、原書のタイトルは、"PAT... アレンド・レイプハルト 著 (勁草書房) タイトルがちょっと変わっているが、原書のタイトルは、"PATTERNS OF DEMOCRACY : Government Forms and Performance in Thirty-Six Countries"と平凡であり、訳者が勝手に奇をてらったタイトルをつけているだけである。 本書では、民主主義を採用している36ヶ国を多数決型(ウェストミンスターモデル)とコンセンサス型の二つのパターンに区分して比較を試みている。さらに比較の次元として政府・政党次元と連邦制次元の二つの次元に分けて分析を行っている。政府・政党次元に属する変数としては、執行権の集中の度合い、執行府と議会の関係、政党制、選挙制度、利益媒介制度の5つを用いている。連邦制次元の変数として、中央集権的か連邦制・地方分権的か、一院制か二院制か、憲法の改正の容易性、最高裁の違憲審査権の度