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幸福なツバメの魔法
星撫めれ 鳥頭先生とその弟子 カタカタカタカタカタ。カタカタカタカタカタカタカタカタ。 緑の香りが籠... 星撫めれ 鳥頭先生とその弟子 カタカタカタカタカタ。カタカタカタカタカタカタカタカタ。 緑の香りが籠もる、日当たりの悪い薄暗い部屋。時計の針の音が聞こえるほどの静寂の中、パソコンのキーボードを忙しなく叩く音が響いている。壁に絡みつ く蔦にはたくさんの鳥籠が引っ提げられている。小鳥たちはとまり木の上を小さく跳ねながら、チュンチュンと鳴いて首を傾げていた。 ここは優秀な魔法使いや魔女を輩出するれっきとした大学だ。魔女や魔法使いなら、何でも魔法で済ませてしまう……そうありたいものだが、そうスマートに 事は運ばないのが悲しい現実である。実際、魔法界でもパソコンを始めとした文明の利器には大いに恩恵を受けている。とはいえ、毎年この時期になると、構内 は魔法を使うよりもデスクワークに追われる魔法使いでごった返すというのは、なんとなく奇妙な光景ではある。 キーボードを高速で叩いていた少年の名前は、ダニエル