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『三びきのやぎのがらがらどん』再考 - その祈る手を切りとれ
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『三びきのやぎのがらがらどん』再考 - その祈る手を切りとれ
子供のころ、読み聞かせしてもらった本をいくつか覚えている。その中でも強烈なインパクトを持ち、大好... 子供のころ、読み聞かせしてもらった本をいくつか覚えている。その中でも強烈なインパクトを持ち、大好きだった絵本が『三びきのやぎのがらがらどん』である。いつかまた手元に置いときたいなと思っていたが、古本屋でたまたま見かけて購入した。再読したところ、やっぱり色褪せない魅力が詰まった絵本だと感じた。 むかし、三びきの やぎが いました。なまえは、どれも がらがらどん と いいました。 あるとき、やまの くさばで ふとろうと、やまへ のぼっていきました。 冒頭からこうなのだ。「同じ名前なのかよ」と突っ込みたくなるし、太りにいくという表現がまた良い。もともと北欧民話で「Bruse(うなり声という意味らしい)」という名前だったものを、指輪物語などの翻訳で知られる瀬田貞二さんによって「がらがらどん」という口なじみの良い名前が与えられている。全体を通してつかわれる古めかしい単語のチョイスがまた美しい作品であ