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【2019総括・中日】与田新体制は上々の船出。9月に露呈した“経験不足”を来季の糧に!
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【2019総括・中日】与田新体制は上々の船出。9月に露呈した“経験不足”を来季の糧に!
●収穫と誤算 まず今季の収穫としては、与田剛監督が就任し、野手起用の妙により、即戦力の補強なしに現... ●収穫と誤算 まず今季の収穫としては、与田剛監督が就任し、野手起用の妙により、即戦力の補強なしに現有戦力の底上げに成功したことが挙げられる。レギュラークラスで言えば高橋周平のサード再転向と、それに伴うセカンド阿部寿樹のレギュラー定着。捕手陣は加藤匠馬の大抜擢など若手中心の起用で、一気に世代交代を進めることに成功した。得点力不足は引き続き課題だが、守りを中心とした野手の育成は順調だと言っていい。 また投手陣については、阿波野・赤堀体制によるブルペンワークの改善で負担を分散しつつ、昨季リーグワーストだった中継ぎ投手陣を一年で立て直したのも大きい。こちらも中堅・ベテランに依存するわけではなく、福敬登、藤嶋健人、三ツ間卓也ら新戦力の台頭により、特に後半戦以降に安定したブルペンを作り上げた点は特筆に値する。 一方で誤算として挙げたいのが、先発投手陣に怪我人が多発したことである。春季キャンプ中の松坂大