中部経済界、米新政権に高まる期待 経済政策や国際協調路線回帰 環境保全へのシフトも注視 ｜ 中部経済新聞社

最終盤までもつれた米国大統領選挙で、民主党のバイデン前副大統領が勝利した。トランプ現大統領が掲げた米国第一主義から国際協調への揺り戻しが期待され、9日の日経平均株価は終値でバブル経済崩壊後の最高値を更新した。米中の緊張緩和などに向けて「米国の大きな変化への一歩。国際的変化の予兆でもあると感じた」（井村屋グループの浅田剛夫会長）と期待の声が上がる一方、環境保全への政策シフトを注視する見方も広がった。