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「エボラテロで世界がパニックに…」外交官が語る2015年の中東情勢“悪夢のシナリオ”とは? - TOCANA
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「エボラテロで世界がパニックに…」外交官が語る2015年の中東情勢“悪夢のシナリオ”とは? - TOCANA
2014年は、中東やアフリカで激しい混乱が続いた。シリアや南北スーダン、ソマリアでの内戦、リビアやイ... 2014年は、中東やアフリカで激しい混乱が続いた。シリアや南北スーダン、ソマリアでの内戦、リビアやイエメンの無秩序状態、ナイジェリアではイスラム原理主義勢力のボコ・ハラムがテロ活動を続け、シリアとイラクにまたがる地域ではイスラム国が国家樹立を宣言した。それらに加えて西アフリカでは、エボラ出血熱が猛威を振るい、年末に至っても収束する目処が立たない。今年も残すところわずかだが、2015年のこの地域はどうなるのだろうか。旧知の外交官の予想を聞いた。 ■外交官が危惧する“悪夢のシナリオ” 「2011年のアラブの春以来、中東全域で混乱が続いています。シリアやリビアなど、かつては強権的な政権に支配され、その分治安の良かった諸国も、今では完全な内戦状態です。エジプトやチュニジアは、何とか安定を回復しようとする過程にありますが、イラク、シリア、リビア、それに南北スーダンやイエメンなどの状況が好転する兆しは