諫早湾調整池から排出されたミクロシスチンに関する、梅原さんたちの論文解説

諫早湾の堤防で閉切られた内側の調整池で、有毒アオコMicrocystis aeruginosa が生産する肝臓毒、ミクロシスチンが毎年夏に増加します。調整池の汚水は年間3〜4億トン、堤防の外の海に排出されています。では堤防外のミクロシスチン量はどうなっているのでしょうか。その短期的動態を追った研究論文が印刷されました。筆頭著者の梅原さんによる解説です。

[agrisearch]

「ダムや調整池などで発生する淡水性のシアノバクテリア(アオコ)には、非常に強力な毒素ミクロシスチン類を産生する種が多く、それらは下流域や沿岸域へ頻繁に排出されております。」

[machida77]

諫早湾調整池と有毒アオコの問題。http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0025326X15000132の解説

[powerbreathing]

政府も長崎県も、諫早湾調整池の負の面を直視してほしいです。