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夢野久作『ドグラ・マグラ 下』の感想 - 何か読めば、何がしか生まれる
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夢野久作『ドグラ・マグラ 下』の感想 - 何か読めば、何がしか生まれる
(2004年12月読了) 危惧したとおり、上巻からだいぶ間があいてしまったが、角川文庫版『ドグラ・マグラ... (2004年12月読了) 危惧したとおり、上巻からだいぶ間があいてしまったが、角川文庫版『ドグラ・マグラ』下巻である。上巻と変わらず(上巻にも増して?)、米倉斉加年氏による表紙絵はインパクトがある。 それにしても、この表紙絵の女性が誰なのかという疑問がある。本作の一応のヒロインであるモヨ子とは思えないし、呉一郎の母である千世子からイメージを膨らませたものかもしれない。もっとも、内容とは特に関係が無い可能性も高そうである。 ともあれ、まずは概要を記す。 概要 空前絶後の遺言書(上巻から継続)。 呉一郎が殺した許嫁、呉モヨ子を検分していた若林は、彼女が仮死状態にあることを確認、別の少女の遺体と入れ替えてしまう。戸籍から抹殺された呉モヨ子は、若林の手に落ちた。 その1週間後の大正15年5月2日。若林は正木の研究室を訪れ、実母と従姉妹を殺した一郎の精神鑑定を依頼する。心理遺伝を利用した一郎の殺人の