痩せ我慢 - お気楽日和

「げ、庭にタヌキみたいのがいる！」 朝食を食べていた息子が叫んだ。 「あ、それ、ハクビシン」 おっかながりの息子が騒ぎ出さないよう、わざとゆっくり、さもよくあることのように返事した。 洗濯物を干していた手を止め覗きに行くと、やはり、固まって食事は中断されている。 我が家の男どもはすべての虫が怖い。 結婚まもない頃、2DKのアパートの6畳間にゴキブリがでた。何が嫌ってゴキブリくらい恐ろしいものはなかった私は、即、襖を閉め、夫の帰りを待った。ほどなくして帰宅した夫が背広を脱ぎに入って行こうとしたとき、殺虫剤と新聞紙を持たせ 「さっき、ゴキブリがでた、退治して」 と言い、また、襖をしめた。 「そんな、僕だって嫌だよ、できない」 びっくりした。 男とは、虫退治をする者だと思い込んでいた。実家では男は父だけだった。電球が切れたらお父さん。ゴキブリが出たらお父さん。テレビの映りがわるければお父さんだっ

[mashley_slt]

うちもアパートに住んでいたときにゴキブリが出ると退治は私担当でした。なんならワクワクさんの職場の人のも退治しにいきました笑一方私はカエルが苦手…😅お互いに得意な肝があり時には頼り頼られています。

[mamannoshosai]

昨日は本当に暖かいブコメをありがとうございました。私にも美しい光が注いでいると言っていただき、涙が出ちゃいました。「女は…座った肝は隠すべし。」これは名言！もしかしたら肝は「座ったふり」でいいのかも