【ときめきメモリアル Girl's Side 1st Love】1年4月-2 : うたたねしながら

※小説風に書いているためゲームにないことも妄想で書いています。ご了承ください。※ 新しい制服に袖を通し、はばたき学園へと向かった美奈子の心は晴れ晴れとしていた。もはや夢のことなど爪の先ほども覚えていない。紺地にグレーのセーラ―カラー、臙脂色のスカーフ。グレーのプリーツスカートを春風になびかせながら、散り始めた桜の中、入学式と書かれた立て看板の置かれた正門を抜ける。入学式会場の入口付近ではすでに何組か新入生と保護者が待っている。友人同士なのか、美奈子と同じ制服の女子生徒たちはなにやら楽しそうに言葉を交わしていた。美奈子の両親はあとから来る予定なので、ひとりぼっちの彼女はあの場に行くのは気が引けてしまう。はばたき学園には中等部もある。恐らく彼女たちは中等部からの持ち上がりなのだろう。美奈子のように高等部からの入学者がどれくらいいるのかはわからないが、内部進学者のほうが多いと思って間違いないはず

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拝読させて頂きました✌