エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
牧野富太郎 植物知識
花は、率直(そっちょく)にいえば生殖器(せいしょっき)である。有名な蘭学者(らんがくしゃ)の宇田... 花は、率直(そっちょく)にいえば生殖器(せいしょっき)である。有名な蘭学者(らんがくしゃ)の宇田川榕庵(うだがわようあん)先生は、彼の著(ちょ)『植学啓源(けいげん)』に、「花は動物の陰処(いんしょ)の如(ごと)し、生産蕃息(はんそく)の資(とり)て始まる所なり」と書いておられる。すなわち花は誠(まこと)に美麗(びれい)で、且(か)つ趣味に富(と)んだ生殖器であって、動物の醜(みにく)い生殖器とは雲泥(うんでい)の差があり、とても比(くら)べものにはならない。そして見たところなんの醜悪(しゅうあく)なところは一点もこれなく、まったく美点に充(み)ち満(み)ちている。まず花弁(かべん)の色がわが眼を惹(ひ)きつける、花香(かこう)がわが鼻を撲(う)つ。なお子細(しさい)に注意すると、花の形でも萼(がく)でも、注意に値(あたい)せぬものはほとんどない。 この花は、種子(たね)を生ずるために存在
2009/12/17 リンク