塩野七生が「最後のベッドイン」に選んだのは、もっとも若くボーダーレスな男！『新しき力』刊行記念インタビュー前編 | インタビュー | Book Bang －ブックバン－

最後の歴史長編を刊行した塩野七生さん（新潮社写真部撮影） 「最後の歴史エッセイ」と決めて書いた作品が刊行されたばかりの塩野七生さん。選ばれた題材は、弱冠二十歳でマケドニアの王となり、三十二歳で夢のように消え去ってしまったアレクサンダー大王。なぜアレクサンダーを選んだのか、歴史を書く喜び、読む愉しみについて聞いた。（聞き手・伊藤幸人／新潮社） ＊＊＊ ――塩野さんが書いた文章がはじめて雑誌「中央公論」に掲載されたのが一九六八年。来年でデビュー五十年ということになります。今日はこの間のことをいろいろとお聞かせいただければと思っています。私がはじめて塩野さんと仕事をしたのは二十八歳のとき、三十五年前ということになります。 塩野 聞き手があなたでなければ言葉を選ぶところですが、今日はちょっとしゃべりすぎちゃうかもね。それにしても三十五年ですか。ずいぶんうまいこと続いたわね。喧嘩もせずに。 ――どう

[Gondwana]

目を引くためのゲスタイトルか？ と警戒した自分が馬鹿すぎて絶望するくらいの良インタビュー。

[coenzeim2929]

いい加減に「天下国家を語れる男顔負けのパワフルな女性」みたいなプロファイルで売るのやめてほしい

[bokmal]

「カエサルの名前を耳にするだけで気分が昂ぶりました」同人作家に通じる何か

[toomuchpopcorn]

この人の本、えらい人たちがビジネス本的に（人に自慢するために）読んでいるように見えた。けれども、著者はそういうつもりで書いているわけではない、とのこと。

[shior718]

塩婆の本は、歴史のかっこいい部分ばかり書くから歴史好きには揶揄されるけど、かっこよすぎて楽しい。新刊未読だけど、アレクサンダーを「神憑り」とか言ってたのにｗ 彼女にかかれば人類史も壮大なラノベですよ。

[ite]

この人、歴史の話は面白いのに、本人が気持ち悪いの何とかならないのか。男が「二十二年間、愛撫してきた」とか言ったら即日大炎上だろ。

[kei_1010]

男女逆パターンは、俺らがじじいになったら普通のことになってしまうんだろうなぁ。。。「80歳の老人が美少女の気持ちになって書く」

[fu-wa]

短いけど素晴らしいインタビューだった。作家らしい、言葉のあるインタビュー。若いウェブ編集者はよく読んどくといい。おもしろいだけで中身のないウェブコラムが多い中でこの文章量でこの内容量は際立って見える。

[kazukan]

父が好きで本棚にズラッと並んでたけど全然読めなかった。あと10年したら読めるのかなぁ。(歴史モノは眠くなるんだよなぁ、和洋問わず)

[bt-shouichi]

「過去がすべてその一人の人物の中に注ぎ込み、そのあとにやってくる時代のすべてがその一人の人間から流れ出すような」／「アレクサンダー」でいくんだな。シーザーとは書かないのに／エロ爺みたいなエロ婆感

[usa02]

“歴史上にはなぜか過去がすべてその一人の人物の中に注ぎ込み、そのあとにやってくる時代のすべてがその一人の人間から流れ出すような、そういう人間がいるんです。”

[michiki_jp]

“二千五百年を読むことで、二千五百年を生きることができる。これが歴史を書き、読む愉しみなの。私は読者にもそれを体験してもらいたいんです。”

[sharia]

言っていることの意味はわかるけど、アレキサンダーは東征記があるからあんまり価値はない気が・・・、と思ったら東征の一次資料てこんなにあるのね・・・、とwikipediaを見て思った・・・。／これ、波のインタビューか

[rennstars]

塩野さんアレキサンダー書いてたのか知らんかった。これは読みたくなるインタビューだなぁ／愛撫という単語程度で「男なら大炎上」ってあまりに「炎上脳」過ぎるのでは。物書きのスタンスとしちゃよくある比喩。

[Mystica_another]

塩婆が"人物"に対してノリノリな作品はどれも傑作揃いなので早く読もう。彼女の本質が同人作家とはアンサイクロペディアもよく言ったもので。

[akihiko810]

塩野七生『新しき力』刊行記念インタビュー前編「私は二千五百年を生きた」

[tsutsumikun]

中学生の時から読んでいるけど、確かに凄くカッコいい文書を書く婆ちゃんだなとは思ってた。特に『ローマ人の物語』のアウグストゥスの巻の前書きは、時折声に出して読み上げたくなる程の名文。

[karelu]

“人間ってみんな、そうじゃないかと思うんですね。リスクを負う人間を愛するんです”

[ikura_chan]

写真が80歳に見えない。年の重ね方ってやっぱり外見に出るんだなぁ。

[ulitan]

アンサイクロペディアのこの人のとこ好き

[taka2071]

カエサルの巻は高校生の時かばんに入れて読んでたな…重かった。面白かった。カエサルかっこよすぎ。

[Wafer]

塩野七生はイタリアが誇る最高に高尚な同人作家。刀剣が萌えの対象になると認知された今なら、歴史上の人物が萌えの対象になりうることも理解できるだろう。イタリア語と日本語でそれをやらかしたのが彼女。

[ks1234_1234]

面白いドメイン名だな＞bookbang。関係会社一覧がそうそうたる。

[tteraka]

安倍マンセー要員になってしまったのは本当に惜しい

[timetrain]

やっぱりとんでもねーわこの人・・

[rain-tree]

“私が最後の作品で背負うことができるリスクというのは何かといったらね、三十二歳で燃え尽きるように死んでしまったこの若い男を、八十歳になったこの私が書くということですよ。”

[htnmiki]

「善悪の彼岸を超える瞬間」

[tanayuki00]

「私は独自性とかオリジナリティなんて考えたこともない」「私のような凡人は百パーセント近く先人の業績に負っている」「私はアレクサンダーを書きたいんであって、塩野七生を書きたいということではない」

[papilio17]

“私が最後の作品で背負うことができるリスクというのは何かといったらね、三十二歳で燃え尽きるように死んでしまったこの若い男を、八十歳になったこの私が書くということですよ。”

[sumoa]

“枯淡”

[orange_putting]

やばいおもしろい

[furugenyo]

若い頃お綺麗だったしモテたろうねえ。まずもって文体がカッコいいし。

[ufu235]

今ちょうど読んでます。アレクサンダーが17歳になったとこ。やっぱり塩野著書は読んでて楽しい。