点字ブロック 声で導く 金沢出身 視覚障害ある芝田さん アプリ開発：北陸中日新聞Web

突起にリング、スマホで読み取り 視覚障害がある元エンジニアで、金沢市出身の芝田真さん（７４）＝山梨県北杜市＝が、点字ブロックを活用した独自の音声案内アプリを開発した。ブロックの突起にはめ込んだ黒いリングの配置パターンをスマートフォンのカメラで読み取って、現在地や自分が向く方向に何があるかなどを音声で案内する仕組み。屋内など衛星利用測位システム（ＧＰＳ）が働きにくい場所でも使え、外国語で音声データを入力すれば外国人の道案内も可能。「障害の有無にかかわらず世界中の人に役立つ」という。 （五十住和樹） 「ここはＪＲ東京駅中央線ホーム、前は行き止まり、後ろは改札方面下り階段、右は二番線、左は一番線」。電車を降りると、ブロックを検知したスマホから音声案内が流れた。体の向きを百八十度変えると「前は改札方面下り階段、後ろは行き止まり…」と案内も変わる−。芝田さんが開発したアプリは、こんなイメージで使うこ

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「パンダナビ」「ブロックの突起にはめ込んだ黒いリングの配置パターンをスマートフォンのカメラで読み取って、現在地や自分が向く方向に何があるかなどを音声で案内する仕組み」