他者との関わりを通して自分のことも知る──『ほんのちょっと当事者』著者・青山ゆみこさん - りっすん by イーアイデム

インターネットが情報収集の中心になり、自分に関心のある領域以外をあまり追わなくなった、という方は多いのではないでしょうか。もちろん、日々快適に暮らしていくために情報の取捨選択は大切ですが、一方で自分の世界に閉じてしまうことは、ゆくゆくは自分の首をしめることにもつながりそうです。 フリーライター・青山ゆみこさんは、著書『ほんのちょっと当事者』（ミシマ社）にて、親の介護、児童虐待、性暴力、障害者差別──といった一見すると自分と無関係に思えるさまざまな問題を徹底的に「自分ごと」（当事者）として捉えていきます。 他者との積極的な関わりを通して、さまざまな社会問題をぐっと身近に引き寄せ続けてきた青山さんに、自分のことを「当事者」と捉える姿勢がどのように生まれたかや、他者と関係をつくることへの考え方などについてお聞きしました。 ※取材はリモートで実施しました 「あ、私いま介護問題の当事者だ」と気付いた

[kuro_ayu]

“嫌な相手かもしれないけど、どうしてもその人と一緒に働かなくてはいけないとしたら、業務を滞りなく終わらせるのが大目的だということをお互いに認識しておくのがいちばん大事”。沁みる。

[toya]

「苦手なことは絶対に克服すべき、というのは誰も幸せにしないと思うんです」

[sauce3]

“「あの人できないやろな」「あの人大変やろな」と思い合うことができると、世の中はなんとなく回ってく”

[muchonov]

「当事者性」という言葉には問題系にかかわる人々を0/1で分断する危うさがあるので、濃淡コミでステークホルダーみんなを包摂できる「当事性」ぐらいの表現がいいのではと思ってた。ほんのちょっと当事者もいいね

[nenesan0102]

こういう感覚ってすごい大切だと思う。うまく上手に言語化してくれてすごい

[kawa369]

“これまでどこか他人事だったのに、いきなりふっと介護問題の当事者になった。""これまでに本やニュースで見た介護にまつわる話がとても身近かつクリアになっていく感覚があった” 実は自分にも関係すること、ある。

[chris4403]

これは分かるなー。こういう前提なしになんでも平等にとやろうとするといろんな人が不幸になる。“「あの人できないやろな」「あの人大変やろな」と思い合うことができると、世の中はなんとなく回ってくのかな”

[screwflysolver]

『ほんのちょっと当事者』

[mventura]

最後の段ボールの話で助け合う感覚いいな。出来ない人のレベルで工夫する。あと当事者性の話も良かった。

[for-my-internet-demo]

ほんのちょっと当事者いいかも。勝手に声を上げる代弁者ノリとかは害悪も大きいので気をつけたいけど、掬われない物事も確かにある

[oyatsuda_3oclock]

仕事ができる友人は夫や同僚への愚痴が多くいつも怒っていて、人の苦手を理解できないのかな、と思う。逆に少し不器用な友人は人のミスに寛容でとても優しい。苦手があり不器用なことは長所になり得るのだと思う。

[y-noji]

“人って人に気軽に相談するし、されるのも当然という感覚”大事

[oioi_D_babai]

会社員時代の話からは自分の失敗を謙虚に捉え、添削講座では他者との関わり方を丁寧にされていて、夫との片付け論争の話では解決力のある人なのだなあと感じた。タイトルの本を読んでみたいと思う良インタビュー。