エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
近現代期日本語における漢語の変化(永澤 済) │ 東京大学文学部・大学院人文社会系研究科
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
近現代期日本語における漢語の変化(永澤 済) │ 東京大学文学部・大学院人文社会系研究科
本稿は、近代から現代にかけて日本語の中の漢語に起きた変化を考察する。考察対象は、従来比較的注目さ... 本稿は、近代から現代にかけて日本語の中の漢語に起きた変化を考察する。考察対象は、従来比較的注目されることの多かった人為的な漢語変化(近代化に伴う新漢語の受入等)ではなく、人間の意図と独立に起きた、自然変化である。 この時期の言語の自然変化については、特定の語の意味や用法の変化を扱う研究はこれまでにも存在した。その主眼は、多くの場合、個々の語それ自体の変化を分析することにあったと思われる。一方で本稿の目的は、個々別々に起こっているように見える変化の背後に、この時期の漢語を特徴づける何らかの法則や傾向が見出せることを指摘することにある。 各章の概要は以下の通りである。 第1章で、本稿の問題意識を、先行研究にふれつつ提示した。また、日本語における漢語の位置づけについて検討した。その上で、本稿における漢語の定義を示した。 第2章および第3章では、漢語が、近代と現代とで異なる品詞として機能する現象に