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22年度ノネコ捕獲101匹 半数が人の生活圏から山中へ 奄美大島
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22年度ノネコ捕獲101匹 半数が人の生活圏から山中へ 奄美大島
奄美大島の山中で野生化した猫(ノネコ)の、2022年度の捕獲状況がまとまった。捕獲数は101匹で... 奄美大島の山中で野生化した猫(ノネコ)の、2022年度の捕獲状況がまとまった。捕獲数は101匹で、すべて譲渡済み。捕獲した猫のうち、避妊・去勢手術を施した個体が約5割を占め、人の生活圏にいる猫が希少動物の生息域に入り込んでいる実態が顕著になった。環境省は「引き続き関係機関と連携し、ノネコの発生源となる野良猫、飼い猫の管理対策を強化する」としている。 ノネコの捕獲は奄美大島の生態系保護を目的に、環境省と鹿児島県、島内5市町村が策定したノネコ管理計画に基づいて18年7月に始まった。年度別の捕獲数は、初年度が43匹、19年度が125匹、20年度が27匹、21年度は124匹だった。22年度は前年度に続いてエリアを拡大し、島全体の約59%に当たる424・8平方キロメートルで捕獲作業にあたった。 作業開始から23年3月末までの捕獲総数は420匹。捕獲された猫のうち、首輪やマイクロチップなどで飼い猫であ