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国会図書館HPでアクセス数首位を独走中の「エロエロ草紙」とは
『エロエロ草紙』は1930(昭和5)年に作家・酒井潔が著した。出版前の検閲で「公序良俗を乱す」と判断さ... 『エロエロ草紙』は1930(昭和5)年に作家・酒井潔が著した。出版前の検閲で「公序良俗を乱す」と判断されて発禁処分を受けた、いわく付きの書物だ。 同書は長らく国会図書館内でマイクロフィルムの形でしか閲覧することができず、戦前の社会や文化を調べる研究者以外は目を通すこともない、まさに“封印された文献”だった。 しかし、資料を劣化損傷から守ることを目的とした国会図書館収蔵資料のデジタル化が4年前から始まると、状況は一変する。 『エロエロ草紙』もやがてデジタル化され、2011年6月からインターネット上に公開されると、その奇抜なタイトルがツイッターなどで拡散され、アクセス数が増えていった。 「アクセス数ランキングのベスト30に初めて登場したのが昨年の5月でした」(国立国会図書館広報係) 翌6月、ついに『エロエロ草紙』は国会図書館がネット上で無料公開している約47万点の古典籍や和図書、雑誌類の中で閲
2013/03/28 リンク