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【書評】文芸評論家・大森望が読む『小松左京さんと日本沈没 秘書物語』乙部順子著 SFの巨人の意外な素顔(1/2ページ)
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【書評】文芸評論家・大森望が読む『小松左京さんと日本沈没 秘書物語』乙部順子著 SFの巨人の意外な素顔(1/2ページ)
小松左京と言えば、日本を代表するSF作家。400万部を超える大ヒット作『日本沈没』(1973年)... 小松左京と言えば、日本を代表するSF作家。400万部を超える大ヒット作『日本沈没』(1973年)で知られるが、70年の大阪万博ではテーマ館のサブプロデューサー、84年の映画『さよならジュピター』では原案・脚本・製作・総監督、90年の花博では総合プロデューサーをつとめるなど、作家の枠を超えて幅広く活躍し、2011年7月、80歳で世を去った。 それから5年半。アシスタントとして、秘書として、マネジャーとして、小松左京のもとで長年働いてきた著者による回顧エッセーが刊行された。産経新聞連載の「宇宙からのメッセージ 小松左京と秘書のおかしな物語」を軸に、単発のエッセー5本を加えて再構成したもの。序文に、自分の六十年余りの人生の中で、家族よりも長い三十四年という時間を共に過ごしてきた、「私のボス」の素顔について書いてみたいと思うとあるように、往時の人間・小松左京が生き生きと描かれる。豪放磊落(らいらく