【球界ここだけの話（９２１）】巨人の代打陣が好調維持 ベテラン・脇谷が理由を明かす

巨人の代打陣が好調を維持している。昨季打率・１７１、２７打点だったチームの代打成績は、５月２９日現在で・２５３、１５打点。脇谷亮太内野手（３５）が、好調の理由を明かした。 「皆で培ってきたデータを、あそこの１打席で出す。一人じゃないからね。考え方だったり、何か思ったことや、気になったことを、みんなで確認しあっている」 今季は亀井、村田と強力なベテラン代打トリオを結成している。そこに最近は相川も加わった。それぞれがデータを共有することが、相乗効果を生んでいる。 首脳陣が早めに出番のタイミングを伝え、準備がしやすい環境を整えてくれるのも大きいという。打席でポジティブな思考を保つことができているのも、要因になっている。 「精神的なものが大きいかな。（打席の中で）『ああしちゃダメ、こうしちゃダメ』と考えるよりも『ああやりたい、これをやってみよう』とポジティブに考える。田代さん（２軍打撃コーチ）に教