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東京国立博物館
平安時代には、美しく装飾された料紙(りょうし)に能書(のうしょ)(書の巧みな人)が詩歌を詩歌を揮... 平安時代には、美しく装飾された料紙(りょうし)に能書(のうしょ)(書の巧みな人)が詩歌を詩歌を揮毫(きごう)した調度手本(ちょうどてほん)が、貴族の間で贈り物とされました。国宝「古今和歌集(元永本)(げんえいぼん)」は、その調度手本のひとつです。元永3年(1120)の奥書(おくがき)があるため「元永本」と呼ばれ、本年はそれから900年の節目にあたります。今回は、「元永本」を中心に、平安時代の書と紙の競演をご覧いただきます。 文様を版木で摺(す)り出した唐紙(からかみ)には、舶載(はくさい)(中国製)と和製(日本製)のものがあります。和製の料紙はほかに、漬け染めや引き染めの技法で染めた染紙(そめがみ)、繊維を漉(す)き込み、雲のような形を表わす雲紙(くもがみ)、金泥(きんでい)や銀泥(ぎんでい)、群青(ぐんじょう)や緑青(ろくしょう)などで下絵を施した料紙、金銀箔を散らした料紙などがあります